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趣味の創作を中心に色々書いてます。

もしも異世界転移するなら、事前に手に入れたい4つのもの。

      勇者のイラスト 

現在のライトノベルやアニメなどでは、ある日突然、主人公が異世界に飛ばされ、そこで日本で生活をしていた頃の経験を生かしたチートとして大活躍をしながら、ハーレム状態の暮らしや立身出世をしたりして、全然、違う人生を歩むことになるという、いわゆる異世界転移と呼ばれるジャンルの話が流行っています。

 

何故、異世界転移が流行するのか?

あるサイトで、『読者は、「もしかしたら、ある日突然、自分も異世界に行けるのではないか」という微かに期待する気持ちで読むから、ハマっているのだ』という文章を読み、私は、「マジでか? 本当に読みながら、自分ももしかしたら……と思っていたりするのか?」と驚きました。

私の中で、そんなことは一瞬たりとも思ったことなどなかったからです。

思っていたのは、「最近、この手の話、多いなー」、「あ、これ面白い」くらいでした。

 確かに、日本は給料は上がらないのに、物価は日々、上昇していきますし、見通しも明るくなさそう。

2026年までに食糧の物価が2割上がるという予測もあり、給料上げてくれは切実なことです。

物価高を克服するために、一所懸命にスキルを磨いて、その業界におけるチートを目指しても上には上が有り余るほどいるという現実。給料は上がるでしょうが、頂点になるのは難しいでしょう。

 それなら、異世界に期待してしまう気持ちも無理からぬ話かもしれません。

そういえば、私も子どもの頃は、「こんな世界に行ってみたい」と思ったことあった気がします。

 

ならば、異世界転移をする前に備えよう

物理学かなんかでは、世界は11くらいの次元に分かれて、それぞれに世界があるみたいに言われていますし、私たちが住む地球以外にも生物がいる星があるんじゃないかとか言われもしますし、異世界へある日、突然、飛ばされるということがあるかもしれないという希望を少し持って、現実逃避の材料にするくらいいいことです。

ここでは、現実にはありえない異世界転移がもしもあるとしたらと考えて、行く前に準備しておきたいもの4つについて書くことにします。

 実際には絶対にないことですが、自分でもしょうもないと思っていますが、ネタを思いついちゃったので書くことにします。

 現代人の私たちは、文明が発達していなさそうな異世界人よりも知識を持っている可能性もありますから行ってしまえば、知識を総動員してチートな世渡りが出来るかもしれません。

 

今回の異世界転移先は、中世ヨーロッパ調の世界です。

 もっとも題材として取り上げられているのが、中世ヨーロッパ調の異世界のように思います。

 異世界がヨーロッパ調の世界になったのも気候や歴史、地理、社会、宗教などで一致する共通点が多いだろうということで、資料は昔に読んだ中世ヨーロッパ社会史や歴史の本を参考にすることにします。

 実際、中世ヨーロッパ調の世界が多いのは、中世ヨーロッパの資料を参考にしているからなのですが、そういうことを言ってしまうと身も蓋もないので、突っ込みたい気持ちを飲みこんで下さい。

 もし異世界転移してしまった暁には、見た目はともかく中身は資料とは全く違う世界が広がっていて、無駄に終わるかもしれません。

 では、前置きがすごい長かったですが、ようやく手に入れたい4つものものについて、書くことにします。

 

異世界転移する前に、有り余る体力を手に入れろ!

せっかく、異世界で人生をやり直し、成り上がりのチャンスを手に入れたのに、スタミナもなくて腹が弱ければ、全てがパーです。

 車や電車がない世界では何はともあれ、全て人力で行う必要があります。

昔の人の感覚では1時間や2時間くらい歩くのは当たり前のようです。

 あまり普段から歩かないという方はウォーキングで体力をつける必要があります。

 

異世界転移する前に、頑丈な胃袋と強力な免疫力を手に入れろ!

異世界に行ったら、どのような衛生環境か不明ですが、細菌だのというのが認識されていない世界では、手や服になんもついていなければOKでしょうから、私たちから見たら、不潔の可能性がありますし、環境によっては腹が痛むかもしれません。

 どれだけあなたがチートでもスタミナをつけても腹痛により、その能力を発揮することが出来ないとあっては、カッコいいシチュエーションでの活躍はパーです。

 その上、あいつは腹が弱いだの体が弱いだのというレッテルを張られ、愛する人との結婚がパーとなったり、権力者になれるかもしれないというビッグチャンスを逃すかもしれませんし、もし権力者になれても「腹下し」というあだ名をつけられては堪りません。

 人々を統べる権力者でも愛する人との甘い生活を満喫するためにも体の丈夫さがモノを言います。

 日本は人の糞尿を畑の肥料に使っていたという歴史がありますが、中世ヨーロッパでは大都市とはいえ、バケツに入った人の糞尿を道にぶちまける、排泄物が町外れで山になっていたという町もあったようです。

 こういう酷い環境下では病気にもなりやすいでしょうが、気分よく暮らせません。

 他にも私が昔読んだ中世ヨーロッパの本には、歯を磨かないのがマナーで、逆に磨いている人間が宗教的に異端じゃないかと疑われたりと不潔が当たり前の国や時代があったりしたようですから、もし転移先の世界の国がそのような場所だったら諦めて慣れるしかありません。というか、歯を磨くくらいはする国へと脱出して下さい。

 質のいい入れ歯がある世界ではないでしょうから、歯一本たりとも失うわけにはいきません。

お風呂については水が貴重だったり、薪が貴重でお湯を沸かすのが大変というお国事情がありますから、ある程度、妥協する必要があります。

 医療が未発達でしょうし、そうなると、誤った治療法が横行していますので、日本にいる間に、床に落ちた食べ物でも埃を払って食べたり、少しすっぱい臭いがしているけれど、まだ大丈夫そうというおかずを食べたり、トイレが終わっても手を洗わないという方法で、日々の免疫と胃袋を鍛えまくるべきでしょう。

異世界の衛生観念を上げるために尽力することは素晴らしいですが、顕微鏡がない世界ではいくら説明しても理解されない可能性やその国の常識を変えることになる可能性もあるので、宗教者や権力者が邪魔をされるかもしれませんから、気をつけて下さい。

ただし、町の統治者になれたなら、衛生向上をするのは自由です。

 

異世界転移するまでにコミュニケーション能力を磨こう!

異世界転移ものでは日本語が通じる世界に行くか主人公が最初から自由自在にその世界の言葉を喋っていますが、いざ我々が異世界転移をした場合、そのような拡張機能が自動でインストールされるものなのでしょうか?

 ラノベだから仕方ないといえばそれまでですが、この記事はラノベの主人公がもしも異世界転移したらではなく、「現実世界に生きる我々がもしも異世界転移してしまったら、必要なこと」という有り得ないことを、有り得るように考えることをテーマとしています。

 コミュニケーション能力はあるに越したことはありません。

 運よく、話しかけてくれた上に助けてくれる人や召喚主がいて、その人が優しい人ならいいですが、酷い奴の可能性もありますから、逃げ出さなきゃいけないこともあれば、見知らぬ街や得体の知れない森に1人でほっぽり出される可能性があるのです。

 どのようなシチュエーションでも言葉が分からない異世界転移の初期において、一人きりというしょっぱいシチュエーションの場合は、生きていくためには自分から誰かに話しかける必要があります。

 人々が余所余所しくて、話しかけてくれない場合は、ますます自分から話しかけないといけません。人見知りには辛いシチュエーションですが、人見知り克服になると前向きになったフリをして頑張るしかないと思います。

 しかも、日本語が通じない場合は、得体の知れない言語を話す異世界人に、異世界人にとっては得体の知れない言語である日本語や英語などで一所懸命に話しかけ、異世界人が何を言っているのかなんとか理解しながら、コミュニケーションを取る必要があるのです。

 ボディランゲージなども重要になりますから、羞恥心も捨てる必要があります。

 もし出来なければ、あなたがどんなにチートでもチートを披露する場やドラマティックな展開に遭遇する確率は減ってしまいます。

 ただ襲われたから、悪役を倒すでは単なる正当防衛ですが、目の前の襲われている人を助けるからこそ、カッコいいわけですし、物語も始まるのです。

 あなたがより輝くためにはヒロインや仲間が必要ですし、生活をするためにもお金が必要ですから、異世界に行った当初は無一文ゆえに生活の面倒を誰かに見てもらわなければならないのです。

金の延べ棒やダイヤモンドを持っていけば、安泰だと思ってはいけません。

我々の世界ではいつの時代のどこの国でも金は最高の物質ですが、異世界では金の価値が石と同じくらいの可能性だってあるのです。

 運よく、あなたが魔王や巫女などという存在として召喚されたとしても、召使いや部下との信頼形成や組織の円滑な運営のためにもコミュニケーション能力は必要です。

 しかも、魔王として召喚された場合、劣勢の中、人間やらなんやらと戦わざるを得ないという場合もあるので、裏切りなどを防ぐ意味でもより一層のコミュニケーションを図る必要があります。

日常生活の中で、うまく身に付かないという場合は、スマホなどの便利道具は持たずに、バックパッカーとして世界を貧乏旅行するのもいいでしょう。

 これならば、体当たりで言葉が通じない人とコミュニケーションが取れますというか、取らざるを得なくなります。

それに、バックパッカーをやっていれば、多少の危険な目にも遭うともいいます。

 異世界ではもっと危ない目が待っている可能性がありますから、危険察知能力の訓練にもなるでしょう。

 そこまでやりたくはないがなんとかしたいという場合は、シェアハウスや合コンやなんたらパーティだのというイベントに参加して、自分から積極的に話しかけ、コミュニケーションのコツを掴むといいかもしれません。

 

異世界転移する前に、あるといいもの『鈍感力』

現代の私たちは流通や食料保存技術が発達し、年がら年中様々な食べ物を食べることが出来ますが、異世界が流通も保存技術も発達していない場合、その時期に採れた食べ物か保存した食べ物を食べるしかありません。

 つまり、1シーズン同じものを食べるしかないという状況です。これはすごく飽きます。

ついでに、機械化やそれに相当する技術がない場合、大量生産が出来ないので、砂糖を使った甘いお菓子や酒は貴重品でよほどの金持ちにでもならない限り、日本にいる感覚で食べることは不可能です。

 煙草もお茶もそうです。肉も貴重品で、好きな時に好きなだけは食べられません。

 毎日、同じ物を食べ続けるのに必要なのは、鈍感力と考えます。

 「これ飽きたなー」と思うことなく、食べ続けることが出来たほうが幸せに暮らすことが出来ます。

 それに、鈍感力は様々な場面に役立ちます。

 機械がない世界の場合、牛や馬などの家畜に農業をやらせたり、移動に使ったりします。

 つまり、人糞が落ちていない世界でも家畜のウンコは落ちている可能性が高く、そういう所はハエを始め虫が多いです。

 私たちの世界以上に、異世界はとにかく虫が多いと考えるべきです。

 食べ物にもあなたにもハエがまとわりついても鈍感力さえあれば、イライラせずにすみます。

 異世界では涼を取るために窓を開けて過ごすでしょうから、外で虫が鳴いたとしても、音はよく聞こるを通り越して丸聞こえですし、蚊にだって刺されやすくなります。

 蚊については蚊帳を使えばなんとかなりますが、音をなんとかするのは難しいでしょう。

 虫のせいで寝不足になって、チートな能力を発揮出来ないといういう日に限って、いい感じのシーンに遭遇してしまったら、カッコよく切り抜けられないかもしれません。

 前の項目でも述べましたが、不測の事態をカッコ良く乗り切り、異世界で縦横無尽にチートするためにも体調は大事です。更に、こだわり派の方はカッコいいセリフを咄嗟に思い浮かべるためにも必要です。

 

最後に、こんな本当になんの役にも立たないものをここまで読んで下さり、ありがとうございました。