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とりあえず、ペンと紙さえあればいい

趣味の創作を中心に色々書いてます。

乙女ゲーム原作のアニメの主人公が似ている気がするのは何故なのか?

私は乙女ゲームは「アンジェリーク」と「ときめきメモリアルGS」というのを昔にやっただけで、最近のものは全く知りません。

 しかし、アニメは観るので、その延長として、アニメ化された乙女ゲームを観ることはあります。

 そこで、気になったことがありました。

 違う作品なのに、主人公の雰囲気や性格がとても似ているように思えたのです。

 私は乙女ゲーム原作のアニメを全部観たわけではないので、実際はたくさんの個性があるのかもしれませんがちょっと調べてみました。

 

乙女ゲーム原作アニメの主人公に共通する性格や特徴は?

 ・オシャレで可愛い。

・前向き。

・明るい。

・善良。

・控えめ。

 

基本的な要素を上げてみました。

 過去には勝気な女の子が主人公のものと根暗な女の子が主人公のものもありましたが、どちらも1作品だけで、作品名を忘れてしまいました。

 私のイメージでは女性主人公たちは平均年収より少しだけ高めの収入の家庭で育ったのかなという風に感じていますが、設定的には、平均的なサラリーマン家庭の娘というのが多いのでしょう。

 私が主人公を少し所得が高そうな家庭の娘に見える理由は、恐らく品がいい清楚系のファッションが多いのが理由だと思います。

 

乙女ゲームユーザーは2種類

 女主人公を更に探るために、乙女ゲームについても調べてみました。

 ギャルゲーにおいて、ユーザーの大多数である男性のほとんどは主人公に自分を投影するため、ギャルゲーの主人公は一部を除いて個性が出ないようにデザインされていますが、乙女ゲームにおいては2種類のユーザータイプに分かれるようです。

 

自己投影型

ギャルゲーのユーザーと同じように、主人公に自分を投影して、作品を楽しむタイプです。

そのため、主人公に設定や自分の感覚とは合わないセリフがあり過ぎると、作品に感情移入が出来なくなるタイプだそうです。

 

観客型

主人公と男性キャラクターたちとのイチャラブを観客のような立場から楽しむタイプです。

そのため、主人公にある程度の個性があると、男性キャラクターたちとの掛け合いが楽しめると思う人もいるらしいです。

 

現在の乙女ゲームは主に、スマホ向けでリリースされている非オタク女性向けと家庭用ゲーム機などでリリースされているオタク女性向けの2種類に分かれるそうです。

 

乙女ゲーム市場は大規模なものではなく、ゲームだけでは採算性が悪いため、アニメや漫画を展開し、グッズの売り上げで採算を取るというのが定番の戦略らしいです。

 

市場規模の狭さもあるので、自己投影をするオタク女性という1種類のユーザー層に向けてゲームを開発することが難しく、折衷案として、主張や個性が強過ぎず弱過ぎずな現在の女性主人公のタイプが生まれたのかもしれませんが、実は乙女ゲーム女性ユーザーはギャルゲー男性ユーザーにはないもう1つの特徴がありました。

 

女主人公について、女性ユーザーにはこだわりがある。

 ギャルゲー男性ユーザーは主人公=自分の分身ということで、主人公についてはさほど気にしないらしいのですが、女性ユーザーは女主人公について様々な意見を持つのだそうです。

 個人的には、主人公がどんなタイプでもそれなりにゲームを楽しむので、主人公にこだわるユーザーとは思いもよりませんでした。

 女性は常に仲間内で見定め合っているとも言われますが、女主人公に関してもそれに近いものがあるのかもしれません。

 主人公が勝気過ぎたり天然過ぎたりすると、イライラするという意見もあるようです。

個性が強過ぎると、生意気や嫌な子と感じやすくなるかもしれませんし、相手の男性キャラに対しても、「なんで、この人はこんな生意気な主人公が好きなんだろう」と疑問を持つ原因にもなりかねません。

 ただ、シナリオを執筆するライターの立場としては、個性が強いほうが執筆がしやすいのだそうです。

これは、趣味で小説を書いている私もよく分かります。

 大人しい性格の主人公だと、物語を展開させたくても自分からは何もしないわけですから、展開のしようがないんです。しかし、逆にドジだと、失敗から物語が広がったり、口が悪いと、不用意な発言から誰かとの仲が悪くなり、どう仲直りするかといった物語が作りやすくなるというメリットがあります。

ただ、主人公があまりにも酷いと見ていられないから、見ないという執筆者にとっては最悪の選択をされる可能性というデメリットもありますから、さじ加減が重要とされています。

 

何故、女性ユーザーは女主人公にこだわるのか?

 ネットの書きこみで、乙女ゲームユーザーはこんなオシャレな主人公に自分を投影するのかという意見がありましたが、私としては自己投影型は主人公に理想の自分を見ているのだと思いますし、プレイしていた頃の私自身そうでした。

 ゲームで、現実の自分とのギャップを楽しむという感じでしょうか。

 逆に、主人公に感情移入をしない観客型は、主人公を自分の理想の友達として観ているのかもしれません。

 ですから、異性受けを狙うぶりっことも取られかねない天然ボケや生意気と取られかねない勝気な性格にはイライラするのかもしれません。

 

最後に、乙女ゲーム原作のアニメの女主人公の性格がどれも似ているような気がすると思ったのが、この記事のキッカケでした。

 少し調べたら、乙女ゲームの事情というものがあることが分かりました。

 自己投影型と観客型はまるで相反するような楽しみ方のように思いますから、どちらも満足させなければいけない開発の方々もつくづく大変な思いをされているのだなと思った次第です。

 乙女ゲームの市場が広がれば、RPGのように様々なパターンの主人公の作品が登場し、自己投影型も観客型をピンポイントで狙ったような作品が登場するかもしれませんが、プレイヤーの年代や性別を限定するジャンルなので、なかなか難しいでしょう。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。