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とりあえず、ペンと紙さえあればいい

趣味の創作を中心に色々書いてます。

ファンタジー設定のための貨幣設定

私がファンタジーを作るために調べた中世ヨーロッパのお金にまつわることをメモ帳代わりにまとめました。

歴史においてのお金に関する基本的な知識といったレベルのものを集めたという感じです。

 

 

お金の種類

金貨、銀貨、銅貨、青銅貨、鉄貨と様々な材質の金属で作られました。

王や皇帝から許可をもらえれば、伯爵なども発行し、自分の領地で流通させました。

お金の価値は金貨なら金の含有量と含有の安定性で決まったようです。

含有の安定性とは硬貨に含まれる金属の含有量の変動の少なさのことをいいます。

金貨によっては含有量がその時その時でバラバラだったのです。

含有が減った場合は価値や信用度が落ち、貿易でも好まれる金貨と嫌がられる金貨に分かれたようです。

好まれた金貨は含有が安定しているもので、嫌がられたのは含有の比率がしょっちゅう変わって、安定しないものでした。

歴史における金貨1枚は銀貨何枚相当という疑問は発行元によって変わると言えます。

「オオカミと香辛料」のような商業に関する作品ならば、厳密さも必要でしょうが、ハーレムやバトルなど商業以外がメインのファンタジー作品なら、金貨1枚が銀貨10枚に相当する程度のものが作者に分かりやすくていいと思います。

紙が製造出来るようになると、紙幣も発行されました。

最初の紙幣は10世紀に中国で発行されたといいます。

日本では諸説あるらしいですが、1600年代に最初の紙幣が発行され、ヨーロッパでは15世紀後半頃らしいです。

 江戸時代、各藩にも○○札という藩内限定の紙幣のようなものが流通したといいます。

 

 

物価について

国や時代によっても様々ですが、16世紀のイギリスだと、庶民の日給は金貨1枚と銀貨数枚くらいとされます。

1日分のパンの価格が銀貨3枚くらいとのことです。

これを基準にして全ての価格を考えるのは難しいですが、ファンタジーでは金貨1枚でビール1杯としたり、大衆酒場のお勘定のシーンでは金貨10枚で支払うなどと書かないほうが良さそうです。

手作りが基本なので、剣などの鍛冶屋製品は値段が高い傾向にあるといいます。鎧になると、どうもオーダーメイドが基本らしいので、お高くても仕方ないかも……。

基本的に金属製品は使い捨てのような使い方はせずに、お手入れをしながら長いこと使ったといいます。

 

 

決済方法

お金での支払いの他に物々交換も当たり前でした。

都市部から遠い農村では使い道のないお金よりも物のほうが価値があったかもしれません。

お金の代わりとして、物々交換や納税にも使われたものとして、穀物・香辛料・絹といったものがあります。

穀物も香辛料も絹も現在は技術が進み、大量生産出来ますが、この頃は難しかったのです。

上記以外にも実際は色々なものを交換したと思われます。

 

 

あとがき

中世ヨーロッパのお金にまつわる本やサイトなどは色々とあったのですが、結局、どう作品に生かせばいいのか分からなくなりました。

作りこむと、作者である私も混乱しそうだったので、必要最低限抑えておきたいポイントとして上記をまとめました。

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

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