とりあえず、ペンと紙さえあればいい

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ファンタジー設定のための爵位について

Big house

ヨーロッパをモデルにしたファンタジーを舞台にした作品を書きたいと思うのですが、爵位とか領土とかよく分からないものがあるので、調べてみました。

ただ、時代や国によって爵位などは異なるので、普通の世界観設定のファンタジー作品を書くには困らない程度にまとめています。

この記事は私のメモ帳代わりになっていますが、作品でリアルさを追求したい場合の資料としては使えません。

あくまでもなんちゃってで、ファンタジー作品を書くには困らない程度の知識のものです。

 

爵位って?

爵位自体は一般的に日本で使用される和訳で、各国で使われる単語は違います。

フランスにブルゴーニュという地方があります。

昔、ブルゴーニュ伯爵という人がいました。

日本でお殿様のことを○○の守と呼ぶことがあります。

これは○○という土地を治める人といった意味ですが、爵位もそれと変わりがないようです。

つまり、爵位もその地方を治める人という意味があります。

男爵だの伯爵だの何個も称号を持つことが可能で、つまり、何個も土地を持つことが出来たということでもあります。

日本のように、○○の守で統一されていないのは、伯爵や男爵といった称号には意味があるからです。

土地と称号がセットになっている時代もあれば、称号だけ与えられた時代もあります。

これは国や時代によって、爵位や役職のようなものが売買された時代があるからでしょう。

 

 

爵位の意味とは?

公爵

爵位の中では1番位が高いものです。

主に王族に与えられたようで、土地も広大です。

しかし、国が出来た初期段階には有力者にも与えられた時もあったようです。

大名にたとえたら、親藩大名とのこと。

侯爵

こちらは王に臣従したもので、日本の外様大名に当たるそう。

伯爵

王や位が高い貴族から叙勲を受けたものを言います。

首都から離れた国境に近く、王の統治が行き届かない土地を治めた伯爵を辺境伯と言い、かなりの権限を持っていた国もあるようです。

なお、伯爵には上級と下級と区分があったようです。

王様から叙勲された伯爵が上級で、偉い貴族から叙勲を受けたのが下級になります。

男爵

元々、その土地の豪族に与えられた称号です。

そのため、所有する土地が広い場合もあるようです。

子爵

子爵は元々は自分よりは位が高い貴族に仕えていましたが、その自分が仕えていた貴族から土地を与えられ、その土地に定着をした者をいうようです。

元来、土地を与えるのは王様だけではなくて、領地を持っている貴族も部下に報償などで分け与えることが出来るのです。

騎士 

国によって扱いが違うようですが、貴族の最下位です。

西洋の中世歴史小説を読むと、王様や貴族たちが試験のようなものを受けて、騎士の叙勲を受けるというシーンがあります。

そのため、貴族男性が持つべき資格の1つと考えても良さそうです。

 

 

爵位における格の違い

公爵・侯爵・王から叙勲を受けた伯爵が上級貴族という区分です。

残りの貴族から叙勲を受けた伯爵・男爵・子爵が下級貴族という区分です。

 

 

爵位の相続と売買

爵位は相続の対象であり、売買の対象でもありました。

たとえば、フランスでは王室が様々な称号のみの爵位を作り、金持ちに売るという商売をしていました。

爵位さえ手に入れれば、貴族の仲間入りなので、欲しがる人も多かったようです。

 

 

1代限りの爵位

爵位は親から子へと引き継がれる土地のような性質を持つ一方、この代には受け継がれない1代限りのものもありました。

爵位を持つことで名誉を得る以外にも、爵位の特典として年金がついているものもありました。

 

 

 

 まとめ

爵位は元々は日本の○○の守と同じ意味で、その土地を治めている人の称号になります。

そのため、○○(土地の名前)+爵位で表します。

爵位の高さと土地の広さは比例するものでは決してありません。

なんちゃってファンタジー作品では上級貴族の伯爵や下級貴族の伯爵と厳密にやってしまうと読者は面倒くさく感じるはずです。

日本では雰囲気が重視。料理にたとえると、味より見た目が重視されます。

そのため、主人公が地方の街に登場する支配者は男爵、国境付近には辺境伯ということにして、そこそこの街には伯爵を支配者として置いておくという風にしておくといいのではないかというのが結論です。

他には王様は立派な騎士でもあったと書けば、混乱する読者の方もいるかもしれませんが、この辺りは書き方かもしれません。ですが、長々と設定の説明を書くのはあまり良くなさそうです。

私ならば、「王様は戦うことにも秀でていた」というもので無難に落ち着かせておくと思います。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

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