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とりあえず、ペンと紙さえあればいい

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【映画】『ALWAYS三丁目の夕日』感想

映画 感想

最近、映画を観たいなーとずっと思っていたのですが、最新のCGガンガンに使われたアクション映画とかは疲れるし、恋愛はダラダラしたものが多いしとタラタラと考えていたら、丁度、『ALWAYS三丁目の夕日』を観つけました。

公開された後の初回テレビ放送でしっかりと観てはいるのですが、面白いよねということで再び視聴。

面白い過去作を選ぶというところに、守りに入り、冒険心のない自分を感じますが、面白い作品は何度読んでもいいものですね。

 

 

あらすじ&作品情報

舞台は昭和30年代。

東京タワーが建設されている最中で、地方の中卒者が金の卵といわれ、東京に働き手としてどんどん集団就職をしていた時代。

夕日町に住む人々の些細な日常生活が主に描かれた群像劇です。

 

原作はビックコミックオリジナルに連載中の『三丁目の夕日』(山岸良平・著)になります。

ストーリーは基本は1話読み切りの短編になり、人々の日常生活を切り取ったものです。

ほのぼの、ファンタジー、切ないと様々なエピソードがあり、感情がむちゃくちゃ刺激される物語となっています。

映画も原作の空気感に忠実で、原作ファンも納得のクオリティだと思います。

ちなみに、自動車修理工場を経営する鈴木さん一家の住み込み従業員の六ちゃんは原作だと男の子で、映画だと女の子になっています。

 

 

昭和30年代を詰め込んだ映画

昭和30年代の玉手箱と言いたくなるくらいに、昭和30年代が詰め込まれていて、この時代を知らない私ですらノスタルジーを感じてしまいました。

この時代の風俗が序盤にはたくさん詰め込まれていて、「あー、昔だなー」とほのぼのと思います。

鈴木家に「テレビが家に来るんだぞー」とこれだけで大盛り上がりで、実際にテレビが来たのは数ヵ月後のような気がします。

これは登場人物の衣装が春服から春服になっていたから、そう感じたのですが……。

一方で、小学生のジュンノスケ君がたらい回しにされ、最後は茶川先生経営の駄菓子屋で暮らすことになり、少し切ない状況になります。

このジュンノスケ君と茶川先生のエピソードは原作でもひとしおの切なさです。それに比べて、鈴木家のイッペイ君のエピソードは明るいものが多くて、普通の子どもって感じがします。

基本的に、鈴木家は六ちゃんが痛んだシュークリームを食べてお腹を壊したり、茶川先生にテレビを解体されたり、旦那さんと六ちゃんが大喧嘩したりとユーモラスなエピソードが多いです。

ジュンノスケ君とイッペイ君がジュンノスケ君の母親に会いに、遠くに行って、帰りに喧嘩する姿はとても微笑ましいです。

個人的には、ジュンノスケ君と茶川先生とヒロミのエピソードが映画と原作ともに好きですねー。切なさとほっこり感が同居していて、引きつけられます。

茶川先生は小学生の小説をパクるあたり、卑怯と感じながらもそういう弱さが微笑ましく思えてくるから不思議。

 

 

行って帰ってくる話が多い

ストーリーにはパターンというものがあります。

 

欠如を回復する話

行って帰ってくる話

WHYとBECAUSE

 

に大別されるといいます。

3丁目の夕日は群像劇なので、この3つが混ざり合っているのですが、個人的には行って帰ってくるパターンが多いと思います。

「東京に来た六ちゃんが、青森県に帰っていく」「ジュンノスケのお母さんに会いに行って、帰ってくる」「ジュンノスケが実の父親と行ったけれど、帰ってきた」

六ちゃんが腹を下したエピソードは健康を回復する話なので、欠如を回復するに分別されます。

 

 

まとめ

物語の最後はヒロミと茶川先生は残念で切ないまま終わってしまいましたが、それ以外は収まる所に収まっていい感じに年越ししたのだろうと想像しています。

ヒロミと茶川先生は続編の『続・ALWAYS三丁目の夕日』で完結します。前も観たのですが、内容をほとんど忘れてしまったので、改めて見直そうと思います。

 

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。