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とりあえず、ペンと紙さえあればいい

趣味の創作を中心に色々書いてます。

現代ものでも時代考証が必要だと思った理由

時代考証というのは時代物の作品を書きたい時に行うもので、その時代の常識や文化、風習をきちんと知り、作品に反映するために行うものだと思っていました。

時代劇作家などは時代考証のために何百冊もの本を読んでいると聞いたことがあります。

ただ、この時代考証は時代物に限らないということを漫画を読んでいて思いました。

 

 

違和感を持ったある漫画

直接、作品名をあげるのは憚られますので、少し変えた形でここに書きます。

 

ある中年の女性が自分の若い頃のことを回想していました。

その時の回想に登場した人々の服装がとても2010年代ぽかった。

 

細かい所なのですが、中年の女性は40代から50代に見えたので、少なくとも1980年代から1900年代の人々がする装いではありません。

続きは読むのですが、

「あー、気になる! どうしてこんな今風のオサレな格好をしているんだー!」

と、思ってしまい、ストーリーが頭の中に入ってはきませんでした。

服装の違和感というだけなので、時代考証というほど大げさなものではないのですが、書き手としてこういう細かい部分もとても大事なんだということに気付きました。

 

 

少し昔のファッションを知るには?

インターネット社会なので、「ファッション、80年代」と検索するだけですぐにどのようなものが流行していたのかを知ることが出来ます。

そのため、私は読みながら、

「少し調べてほしかった……」

と、作者の方の仕事を無駄に増やすようなことまで考える始末。細かい部分なんだから、ほっときゃいいのにというのは私も分かっています。でも、引っ掛かる!

昨今、引っ掛かりがない生活を送っていたためにこのようなことになってしまったのでしょうか……。

 

 

まとめ

今回の話はとても細かいものなので、時代考証という言葉は少し大げさだったかもしれませんが、当時を再現するということで時代考証という言葉を使いました。

物語の書き手にとって、面白い物語を書くための努力も必要ですが、読み手の「あれ?」という引っ掛かりをなくす努力も必要だということが分かりました。

本当に細かい所でも、一度、気になっちゃうともうお話が頭に入ってこないということも実感をもって痛感しました。

些細なことならインターネットで調べればすぐに出てくるのできちんと活用していきたいです。

特に、自分が幼い頃もしくは生まれる以前のことを描写する時は念のため、調べるという癖をつけたいと思います。

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。