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とりあえず、ペンと紙さえあればいい

趣味の創作を中心に色々書いてます。

PVが欲しかったら、絶対にやっちゃいけない投稿ネット小説の設定

私は「小説家になろう - みんなのための小説投稿サイト」というサイトで、細々と小説を書いて投稿しています。

細々し過ぎたためか俗に言う底辺作家の名を欲しいままにしています。

底辺作家とはブックマーク(略称ブクマ、他サイトでいうお気に入り)登録数100未満の作家のことをいいます。

そんな少ないPVを稼ぎ出す私がいうのもなんですが、壊滅的にPVが悪い作品があります。

コミッガール!~100%ユルイけど真面目に少女漫画家目指してます~』というものです。

 

 

『コミッガール!』あらすじと「こりゃ、アカン」と思った経緯

漫画本のイラスト

『コミッガール!』は女子高生の春子が少女漫画家を目指すという青春小説です。

ちなみに、これ『けいおん!』のアニメに触発されて作ったもので、こういう普通の女の子が頑張るみたいなストーリーや『らきすた』といった普通の女の子の日常がとりあえず流行っていた時代のものです。

PV数が壊滅的に駄目で、最近だと投稿しても1日で17PVくらいです。

そのため、年2回ほどテコ入れをしてみるのです。

 

今までにやって効果がなかったテコ入れ

・新しいエピソードを追加してみる。

・駄目っぽい要素を修正してみる。

・文字量が長い話は分割してみる。

 

以上のことをしたのですが、全然ダメ。

去年の2月頃に『コミッガール!』に何か手を加えてあげたくなり、加えても成果など出ず、今年の2月頃にも手を加えました。成果は出てないでしょうね。

こりゃ駄目だって思って、PVもブクマも見なくなりましたもの。

見られたかったら、投稿時間も気にしなきゃとのことですが、いつ投稿しても同じなので、朝っぱらの5時に投稿しています。

 

 

読まれている小説と『コミッガール!』の違い

自分流テコ入れをしても駄目だったので、さすがに、何が駄目なんだろうと思って、読まれている小説と『コミッガール!』を比べました。

そうしたら、きちんと違いがありました。

 

読まれている小説の例

・主人公は昔、そのジャンルにおける天才だったが、長らくそれに携わってはいなかった。

・物語が始まる前から、主人公には技術や知識がある。

・とりあえず、主人公は能力がある。

 

『コミッガール!』の残念な設定

・主人公がズブの素人

 

 

PVが欲しかったら、主人公がズブの素人は絶対駄目! 欠点だらけだぞ!!

穴の空いた靴下のイラスト

まず、ズブの素人が成りあがるには、それなりの修練が必要です。

アニメ『けいおん!』では主人公が素人の唯ちゃんで、あまり練習の描写はありません。

それでも、ギターはきちんと弾けています。

このため、一部の視聴者は、

『あんま練習してねーじゃねーか! それくらいの練習でなんでギターが弾けるんだよ!』

というものを抱きました。

実は私も少し思いました。

けいおん!』を制作した京アニは唯ちゃんに、CMやアニメの放送外の時間に努力してもらうことにしたのかもしれません。

ちなみに、私はズブの素人が一応なんらかの技能を最低限でも習得するために練習は必要だろうと思い、絵の練習シーンをたくさんぶちこみました。

そうしなければ、作者である私の頭の中で整合性が取れないからです。

結果的に、きちんと練習シーンや修行シーンを入れたため、

『うわ! 長。これが冗長ってやつか。作者もうちょっと考えろよ!』

こうなります。

私は『コミッガール!』を読み返していて、こう思います。

ズブの素人主人公は練習しなければ、ご都合主義となり、練習させれば冗長となります。

ズブの素人主人公はどちらに転んでもいいことなんてありません。

 

 

じゃあ、どうすればいいの?

ズブの素人主人公では技能を習得するまでどのような展開であってもいいことはあまりありません。

そのため、ズブの素人主人公が流行しない限りは、元から主人公は技能を習得しているという設定にするのが一番いいという結論に達しました。

それならば、書き手も読み手も、「元からそういうものを習得してるんだから、当然だよな」と納得します。

好例が、『響け!ユーフォニアム』で主人公はガキンチョの頃からユーフォニアムという楽器をやっています。

ズブの素人は主人公の友人だけで充分です。

ズブの素人設定にしたいのなら、むちゃくちゃ才能があって、練習なんてやんなくても出来た今思い出したが、実は前世にやっていたから、余裕で出来たんだというようなものが好ましいです。

これらなら、ズブの素人がいきなり成功しても「ご都合ではあるが、才能あるならしょうがないかな」「前世でやってたって本人が言ってんだからしょうがない」と読者も納得せざるをえません。

 

 

 

PVを追うだけがアマチュアの小説じゃない。

PVがヒドイ青春小説『コミッガール!』を元に悪い例をご紹介しました。

しかし、読み返したことで、アマチュアだからこそ、PVだけを追い求める必要がないことにも気付きました。

この物語にはプロを目指していた頃の私の葛藤や理想、気持ちと色々なものが込められていることに気付いたからで、一種の自分史だったのです。

最近、「PV欲しいよー」と騒いでいたのですが、読み返したら初心に戻ることが出来ました。

変な欲とか出して、自分の創作道がちょっと脇道に逸れそうになった時に読み返す作品が『コミッガール!』です。

それだけ、私の初心が込められています。

初めは当然、そんなことも分からないで、「PV欲しいよー。なんで読まれないんだろう」と思っていたのですが、気付いてからは思わなくなりました。

当然です。これは私が私のために書いた私専用小説なんですから。

PVを欲しがるほうがどうかしていました。読者もごく少数なわけです。

でも、自分の作品を未来の自分への教訓やエールとして残したり出来るのはアマチュアの特権だとも思います。

自分のために書いているのですから、ブクマやPVはほんのオマケ。

プロの作品やPVをたくさん稼ぐ作品を書きたい場合は自分専用作品ではなくなってしまいますから……。

自分専用の作品なら、ネットに投稿する意味ないじゃんという意見は当然あると思います。気付いたのが投稿後なのだから仕方ない。削除はしません。

理由はネットに投稿したほうが読みやすいのと、規約で削除しないでくれと書かれているから。削除がなんか申し訳なくて。

 

 

まとめ

投稿しているネット小説にPVがほしい場合は、どうしても他作品の読者に受けている要素を詰め込む必要があります。

そのため、読まれない要素であるズブの素人主人公はやめたほうが無難な設定です。

無駄に練習シーンを序盤にいれると冗長になり、リピーターもいません。

練習シーンを入れなければ、ご都合主義となります。

そのため、PVは悲惨です。

しかし、PVに拘らず、自分向けやたった1人にだけ向けて書くという書き方を出来るのもアマチュアの特権です。

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

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