読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

とりあえず、ペンと紙さえあればいい

趣味の創作を中心に色々書いてます。

映画『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団』はリルルのせいで泣けてくるよ!

感想 映画 アニメ

         映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団

映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団を観ました。

キッカケは他の劇場版ドラえもんを観て、「面白いじゃん、ドラえもん!」と思ったから。

ハマりそうです。

 

このままズブズブと大量にあるドラえもん劇場版巡りをしてしまうのでしょうか……。

楽しいなー。泥沼だなー。

 

 

あらすじ

始まりは地球侵略を企む機械たちの惑星ロボトピアから、スパイとして人間そっくりのロボット・リルルと相棒のピッポが送りこまれるところから始まります。

南極に降り立ったピッポはレーダーか何かで自分の体の部品を南極に誘導する役目を持ちます。

南極で、地球攻略計画が始動している最中に、のび太スネ夫のドローンみたいな空飛ぶプラモというかロボットを自慢され、ものすごく羨ましくなります。

帰宅したのび太はお得意のおねだり作戦をドラえもんに開始。

しかし、自分の存在を脅かされたドラえもんは案の定、ブチ切れます。あろうことか、頭を冷やしに南極へ向かいます。

帰ってこないので、のび太も南極に行き、ピッポとロボットの部品を発見。

その後、帰宅したドラえもんと一緒に部品を持ち帰ります。

部品が巨大過ぎるのですが、のび太は大はしゃぎです。これが大騒動に巻き込まれる元になります。

しかし、そのお陰で地球は救われるわけですから、のび太はファインプレーをしたことになります。

 

 

 

上質な友情物語

物語は巨大ロボットものと見せかけて、のび太やしずかとピッポやリルルとの反目しあいながらも育んでいく友情が主軸となっています。その過程がとても丁寧に描かれていて、感動スイッチをこれでもかと連打されます。。

そのため、見ていて少し飽きそうにもなりますが、我慢して観続けると物語の終盤では思わず涙腺が緩みそうになります。

 2回目の観賞の時に最後のリルルの決意や迷い、決断全てが号泣スイッチに入り、涙腺が決壊しました。

ただ、ジャイアンスネ夫の影は薄いので、ジャイアン派の方にはちょっと物足りないかもしれません。

 

 

キーワードは鏡

物語の主要舞台は地球ではなくて、地球を反転させた鏡の世界になります。

その他にも、改良型やまびこ山というアイテムが登場します。

これは、対象の当たった自分の声や爆弾が自分に帰ってくるというものです。

その他にも、作中でリルルからメカトピアの話を聞いたしずかが、「まるで、昔の地球のようだわ」と言います。

こうやって考えると、鏡がテーマなんでしょうね。

だから、メカトピアのロボットは人間の象徴であり、人間はロボットたちの象徴でもあるように感じました。

メカトピアのロボットのリルルやピッポの間に友情があるように、ロボトピアのロボット=悪や残酷なばかりではありませんし、人間であるのび太たちも決して善ばかりではないですよね。

そういう意味では鏡のように単純ではないんですが、メカトピアと地球は合わせ鏡みたいな位置づけなのかなと思います。

 

 

鏡の世界の効能

この作品では町が焼け落ちていったり、ロボットたちが町を破壊していくシーンがあります。

子ども向けにしては激しい印象を受けましたが、これは無人の鏡の世界だからこそ出来る描写だということに気付きました。

クレヨンしんちゃんの劇場アニメを見ますが、町が焼け落ちるまでの激しいシーンはありませんし、悪役以外の人々は助かるのが鉄則となっているように思います。

おそらく、同じテレ朝アニメのドラえもんにもこの決まりは適用されているはずです。

 

 

メカトピアの国家体制って古臭くない?

メカトピアのロボットは平等だということで、新たな労働力として人間が必要になったと語られていますが、それにしても随分と国家体制が古臭く感じないですか?

しかも、労働ロボットは歌が禁止って……何故?

歌くらいいいじゃんかと思うのですが……。

凄く無意味そうな政策を行う国家体制の詳細を知りたいです。

ロボットは平等と言っている辺り、共和制のように感じますが、それでも労働ロボットは歌が禁止ってあたり、階級による差は歴然としてありますよね……?

地球の歴史だと、仕事歌とか子守唄とか労働者階級は色々な歌を歌っているものです。

これは文字が読めない人々は歌って作業を口伝したとか、単調な労働作業の気休めというもので歌われています。

だから、労働ロボットも歌うくらい許してやれよと思います。

 

 

まとめ

映画『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団』はマジで泣けます。

特に、終盤のリルルの迷い、切なさ、決断は大号泣モノで、良質な友情物語にもなっています。

鏡の世界を舞台に地球を守るために戦うのですが、その結末は人間についてもとても考えさせられるものがありました。

何はともあれ、泣きたい方におススメする作品です。